ちょっと前の話になりますが、庵野監督の「シン・ウルトラマン」で、ウルトラマンとメフィラス星人がお酒を酌み交わしながら人類の独占管理について密談していた聖地浅草一文でねぎま鍋を食べて来たのでご紹介します。
浅草一文
浅草一文は、つくばエクスプレス浅草駅から徒歩10分程度の立地にあります。
元は旅館だったそうで、店内に入ると一気に江戸時代にトリップしてきた気持ちになります。外観もすごく風情があります。
入ると土間になっていて、お店の中なのに水車が回っています(写真撮り損ねたので、公式HPの写真をご覧ください。とても味わいがある!)。
シン・ウルトラマン
急にシン・ウルトラマンの感想を語りますが、とても面白かったです。米津玄師の主題歌にも感動してウルトラマンファンじゃないのに3回映画観に行きました。ウルトラマン大好きな従弟も大満足のシナリオ(庵野監督のリスペクトを強く感じる)。
私は山本耕史演じるメフィラス星人が特に好きです。
すごく人間味を感じる一方で、目が笑ってなくて、喋り方も胡散臭く、人外だなと思わせる山本耕史さすがの演技力。
ちょっと本気で地球の文化を好きそうなのも良い。絆されて地球受け渡しちゃいそうになるね。
そんなメフィラス星人が、ウルトラマンを誘って密談を仕掛けたのがこの浅草一文だったのですが、宇宙人二人が座ってたのはカウンター席です。
カウンター席は人気だそうで、1人とかで開店と同時に入らないと座れなさそうです。
ここでメフィラス星人めっちゃ枝豆食べてたのは覚えてるんですが、他に何を食べていたんだろうか。動画を見ると、卵焼きとラッキョウと豆腐?みたいなのを食べてたのかな?。
「割り勘でいいか、ウルトラマン」
ウルトラマン全然食べてなくて吹いた。
浅草一文のねぎま鍋
そんな浅草一文は、ねぎま鍋がおすすめだそうです。
ねぎま鍋ってなんぞや?焼鳥か?と思いましたが、江戸時代では庶民が食べていたマグロとネギの鍋とのこと。
なんでも、江戸時代はマグロの赤身をよく食べていて、すぐ腐ってしまうトロは捨てられていたそう。それを捨てずに食べられる方法はないかと考えて考案されたのがねぎま鍋なんだそうです。
江戸時代はリサイクル時代なんていいますが、無駄しない精神は見習わないといけませんね。
お通しもとてもお上品で美味しそう。
せっかくなので、ウルトラマンも食べていたように見えた卵焼きも注文しました(600円)。
一品一品手が込んでいて、でもそこまでお高くないので安心。
そして主役のねぎま鍋。
マグロはツナ以外基本的にはお刺身で食べていたので、火を通したら臭くなるんじゃと一抹の不安がありましたが、全然生臭くなく、口に入れたら溶けて消えました( ゚Д゚)。
鍋の汁もめちゃくちゃ濃く見えますが、すごくお上品なお味です。全然くどくない。
トロの油が胃にもたれることなく、ぺろりと食べられちゃいました( ゚Д゚)。
今回はねぎま鍋をいただけて大満足しましたが、他にもマグロを使った料理(串揚げやマグロステーキ)が食べられるみたいなので、また行きます。
すっごい美味しかったです!
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