「銀ブラ」の語源になった?とも言われるカフェーパウリスタの森の珈琲をいただいてきたので紹介します。
カフェーパウリスタの紹介
大正時代の俗語で、銀座でぶらぶらとすることを「銀ブラ」と称したそうです。
ただ、語源は諸説あるとされ、このカフェーパウリスタでブラジル珈琲を飲むことを「銀ブラ」といったという説もあるそうです。
このカフェーパウリスタですが、芥川龍之介や谷崎潤一郎等の文豪や、ジョンレノン・オノヨーコ夫妻も連日通ってコーヒーを飲んだという明治時代から続く喫茶の名店です。
創業時のキャッチフレーズは、
「鬼の如く黒く、恋の如く甘く、地獄の如く熱きコーヒー」
大正時代のこういったキャッチフレーズは洒落てて良いですね。
公式ページに当時のポスターが掲載されています。
こちらのおすすめ珈琲は、ミルクなしでも甘みを感じるほど酸味と甘みのバランスが取れた無農薬「森の珈琲」です。通販もやってるみたい。
芥川龍之介の小説には頻繁にパウリスタが登場するみたいです。
不勉強のため私はまだ読んでいませんが、これを機会に芥川龍之介を読んでみて、いつか追記したいと思います。
森の珈琲
カフェーパウリスタは人気店なので、開店前にいきましたが開店前から並んでいました(土日です)。
私はぎりぎり座れましたが、開店と同時に入りたいのであれば、30分前から並んでいたほうが良いと思います。こんなに人がいるのかと思うお昼の銀座。みんな優雅だぜ。。。
店内の雰囲気がすごくいいです。文豪たちが打ち合わせで利用したのも納得の内装。
給仕さんもきびきび動いていて、手厚いおもてなしを受けている感じがしてすごく気分が上がります。
こちらで私は森の珈琲とのケーキセットをいただきました(1,300円)。
ケーキはオペラです。
噂に違わず甘みを感じるブラック珈琲です。酸味が苦手なのですが、この珈琲は全然酸味を感じず、かなり好みのタイプです。
ちなみに友人は一日何杯か限定の珈琲を飲んでいましたが、森の珈琲のほうがうまい!と言っていました。私もこの珈琲が人生の中でもトップ10に入りそうなおいしさでした。酸味が苦手な方は本当に気に入ると思います。
オペラケーキも珈琲にあう甘さでちょうどいいお上品な味です。
また明治大正の気分になりたいときに行きたいです。
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