時季忘れの宿坐忘とまるき葡萄酒<山梨県>

 一つイベントが終わったのを祝して、山梨県の笛吹川温泉の坐忘に宿泊してきました。
 ちょっと奮発しただけあって素晴らしいお宿でした。ワイナリーがプロデュースする宿のため、ワイン好きへの何かの記念やお祝いの時に利用するときっと喜ばれます。時季忘れの宿坐忘って響きもかっこいい(=゚ω゚)ノ。

時季忘れの宿 坐忘

 坐忘は、塩山の笛吹川温泉にあります。
 事前に予約すれば塩山駅から無料で送迎もしてくれます。

 坐忘は、まるき葡萄酒がプロデュースするお宿なので、後述するワイナリー見学や夕食時のペアリング等、日本最古のワイナリーまるき葡萄酒のワインをこれでもかと楽しむことができます(=゚ω゚)ノ。これを楽しみに来たのだ。大人向けのお宿です。

 びっくりするくらい敷地が広く(ブドウ畑もある)、大きな日本庭園には美しい錦鯉がたくさんいます。部屋からもゆっくり眺められます。

まるき葡萄酒見学とアクティビティ

 さて、この坐忘に泊まろうと思った最大の理由ですが、日本最古のワイナリーである、まるき葡萄酒がプロデュースしており、宿泊者向けアクティビティの中にワイナリー見学があるためでした。ちなみに、アクティビティは他にも用意されています。

① まるき葡萄酒のワイナリー見学
② 笛吹川フルーツ公園からの新日本三大夜景見学
③ 恵林寺までの田舎道散策
④ まるき葡萄酒からみる夜景ツアー(火曜日限定)

 まるき葡萄酒見学は、ワイン好きなら絶対に行ったほうがいいです。
 勉強になるし、とても貴重なワインを試飲させてくれます。

 まずはブドウ畑の見学から。こちらのワイナリーには丸々した羊が5頭いるそうです。
 羊が雑草を食べ、その糞が堆肥になり、美味しい葡萄作りにつながるとか。

 のんびりと草をはむ羊がいる光景になごみます。ちなみに、まるき葡萄酒のワインラベル等には、この羊たちが描かれています(=゚ω゚)ノ。緑が生い茂る季節にもう一回羊たちを見たい。

 続いて、ワイナリーの中を見学させてもらいます。
 ブドウ収穫から圧搾、醸造まで実物を見ながら詳しく説明してもらえます。
 樽が並ぶ貯蔵庫はすごく写真映えもするので、ステンドグラスを背景にPCのデスクトップ写真を撮りました。
 そして、最後に地下の貯蔵庫へ。
 ここは、ヴィンテージもののワインを貯蔵しているところです。一番古いもので1,959年( ゚Д゚)。最近では、誕生年のワインを贈る人もいるんだとか。そのお値段10万円( ゚Д゚)。
 積まれた一升瓶を見ると、赤く濁っているものもあって、それは酸化が進んでもはやお酢になってしまっているのだとか。ヴィンテージワインを1本作るにも、検査を突破したワイン3本分必要なので、お値段も高くなるのだそうです。古いものを残すのは大変なんだなあ。
 

 さて、ワイナリー見学を終えると、お楽しみの試飲です( ゚Д゚)。
 写真に写ってるだけ飲ませていただきました!万能なワインから貴重な古酒まで様々飲めるなんて。
 試飲の楽しいところは、プロにお料理とのマリアージュを教えてもらえるところ。
 マスカットベーリーAと鰻の蒲焼はぜひ試したいところです(=゚ω゚)ノ。

個人的に甲斐ノワールが美味しかったので、お土産に買いました。あと、ライブラリーで試飲して美味しかった柚子ワインも。
友人は、古酒の魅力に嵌ったようで、リザーブド甲州を購入。

 まるき葡萄酒見学を終えても、まだまだワイン三昧は終わりません(=゚ω゚)ノ。
 坐忘には、まるき葡萄酒のワインが試飲できる最高のライブラリーがあります。
 各々池の錦鯉等を見ながらゆったりとワインを飲んで過ごしていました。さすが時季忘れの宿…~(゜゜)

 ライブラリーの試飲リストは、まるき葡萄酒での試飲リストと異なるようになっているので、かなりたくさんのワインを試飲でき、帰るころにはすっかりまるき葡萄酒のファンになってます(=゚ω゚)ノ。

まるき葡萄酒見学も素晴らしかったですが、笛吹川フルーツ公園からの夜景もきれいでした。この日は、月が明るく、夜に富士山が見えました(=゚ω゚)ノ(目を凝らすと右側にいます)

笛吹川温泉

 坐忘は温泉も素晴らしかったです!
 泉質は低張性アルカリ性泉質らしく、入るとじんわり肌がすべすべになります。匂いはほとんどしない無色のまったりした泉質でした。

 浴槽は広く、サウナもあります。
 しかし、おすすめは露天風呂。とても広く、庭が綺麗で、洞窟風呂なんてものもあります。洞窟風呂内はめちゃくちゃ温まっており、寒い時期でしたが汗をかくレベルで温まりました。観音様が鎮座しており、夜に一人で入るとちょっとドキドキしたりしてくコ:彡。

 お風呂があまりにも良く、涼んでは入ってを繰り返してしまった(=゚ω゚)ノ。

食事

 さて、最後にお食事のご紹介です。

 ワインと合わせるをテーマにしたお食事だったので、迷わずペアリング(4杯で3,600円くらいだったかな?)を注文しました。
 一部のお料理だけですが写真を載せます。見た目も芸術品のようでした。

 白ワインと合うアマゴ<゜)))彡 アマゴは初めて食べましたが、ふっくらヤマメのようでお上品な味がしました。

 赤ワインと合うのは甲州牛の杉板焼。杉の香りがふわりとついて甲斐ノワールと合いました。味噌がめちゃくちゃ美味しい。これだけでご飯が食べられる(=゚ω゚)ノ。

 〆のごはんまでが美味しかったので、急遽イワナ酒を追加。
 このイワナ酒の酒器大好きです。<゜)))彡

 続いて朝ごはんです。

 朝から目に鮮やかなお料理が。ご飯美味しすぎてお代わりしました。

 面白かったのが料理長が朝から手打ちしたお蕎麦。
 なんと、ヒョウタンのようなお椀に入っています。崩すと右の写真のようになります。
 朝からゆったりと蕎麦湯を飲んでまったり。美味しかったので朝からまた食べすぎてしまった~(゜゜)。

 一日中時を忘れてまったりワインを楽しめる坐忘、また行きたいと思います。次は夏の季節に。

 翌日の道中はこちら↓

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