【映画感想】名探偵コナン 隻眼の残像(ネタバレあり)

 今年も春の風物詩、劇場版名探偵コナンを観てきました。
 ここ数年で一番好きなストーリーかも(=゚ω゚)ノ
 基本映画しか追いかけていないので、長野県警の皆さんまるで存じないけど楽しめました!
 ネタバレありなので、ネタバレダメな方はここでお控えください。

あらすじ

長野県・八ヶ岳連峰未宝岳。長野県警の大和敢助が雪山で“ある男”を追っていた時、不意に何者かの影が敢助の視界に。気をとられた瞬間、“ある男”が放ったライフル弾が敢助の左眼をかすめ、大きな地響きとともに雪崩が発生。そのまま敢助を飲み込んでしまい―

10 カ月後。国立天文台野辺山の施設研究員が何者かに襲われたという通報を受け、雪崩から奇跡的に生還した敢助と、上原由衣が現場へ駆けつけた。事情聴取のさなか天文台の巨大パラボラアンテナが動き出すと、 負傷し隻眼となった敢助の左眼がなぜか突如激しく疼きだす…

その夜、毛利探偵事務所に、小五郎の警視庁時代に仲の良い同僚だった“ワニ”と呼ばれる刑事から電話が入った。未宝岳で敢助が巻き込まれた雪崩事故を調査しており、事件ファイルに小五郎の名前があったという。

後日会う約束を交わした小五郎にコナンもついて行くが、待ち合わせ場所に向かっていた途中、突然響き渡った銃声—。

氷雪吹き荒れる山岳で、白き闇の因縁の幕が切って落とされる―
(公式サイトより)

感想(ネタバレあり)

 ここからネタバレありの感想です。
 ご注意ください。


 毎年、ドラえもんとコナンの映画CMを見ると、春の訪れを感じます🌸
 しかしながら、今年のコナン映画は長野県警がメイン。
 原作をすっかり読まなくなって、映画だけ追っかけているので、年々新キャラについて行けず、警察学校組に至っては、安室さんしか知らない始末。
 黒の組織も、映画を経るごとに謎の新キャラが増えていくし(そして、スパイも増えていく/(^o^)\)、今年の映画は楽しめるだろうかと一抹の不安を覚えていました。

 が、長野県警知らなくてもすごい面白かったです!!(=゚ω゚)ノ
 普通にミステリーとして楽しめました。0の執行人観たときと同じ印象。

 もちろん、長野県警その他を知っているほど面白いと思うので、おすすめされている原作観てから、もう一度観に行く予定です。複数回見たくなる映画の出来栄え!!

 さて、ちょっと時系列で感想をば。

 OPバンク
・今回雪の結晶に合わせてキャラ紹介だー。綺麗綺麗❅
 毎回いつものテーマソングをどうアレンジするのか楽しみです。今回なんか壮大なアレンジでしたね。
 長野県警の皆さんほぼ知らないので、このキャラ紹介に全力で耳を研ぎ澄ます。

 鮫谷さん死す
・この間金ローで14番目の標的観てたから、小五郎のおじさんの射的の腕前が一流なの知ってるー(=゚ω゚)ノ なので、鮫谷さんが犯人だと思ってました。初っ端/(^o^)\
 まさかすぐにお亡くなりになるとは。。。
 小五郎のおじさんの慟哭が哀しい。。。

・日比谷公園内でバイク走らせるなしー\(^o^)/ 
 そしてコナンくんは倒した木の始末してけ
 今回、カーチェイスの見所早かったっすね(と思ったら、最後もっかいでかいの来た!)
 あと、監視カメラ一個もないんかいという身もふたもない突っ込みが頭を駆け巡った。

・舞い上がる園子さんかわいい 京極さん目立つ~ヽ(^o^)丿
 蘭姉ちゃんとコナン君のお小遣いどうなってんの?普通に新幹線とタクシー乗ってるー

 長野到着
・元太くんのすっげー! でっけー!で、今回の爆発の犠牲者判明

・国立天文台の阿笠博士の後輩いい人すぎる。阿笠博士含めて、この世界の科学者子どもたちに優しすぎぃー。ツアーと称してどんだけ付き合ってくれるんだー。
 →最後、この人たちの大事なパラボナアンテナがぶっ壊されていくことになるんだけど、急に大事件に巻き込まれても言われるまま協力してくれるし、本当に良いひと。最初犯人って疑ってすまない。。。ヽ(^o^)丿

 盗聴器を仕掛けられるコナン君
・この世界怖いよー 高性能盗聴器仕掛けられまくりでしょ\(^o^)/ そしてみんな鬼ほど耳が良い。
 →時系列狂うけど、高明さんが呟いた「ひろ…みつ…」をなんで聞き取れるんだ風見さんーヽ(^o^)丿

・みんなの情報収集に使われる安室さん
 そして、反抗期なの?風見さん ちょっとかっこよくコナン君を利用してるつもりが、後に利用されることに。。。 でも、公安の協力者を吐かなかった風見さん偉い!
 また応援上映始まったら、風見の母が続出すること間違いなしヽ(^o^)丿

 警察の皆さん登場
・高明さん毎回中国の故事に例えてくるの大変だな。
 →そして、故事をちゃんと知ってる蘭姉ちゃん賢い

・白鳥警部をより高慢で嫌味にしたような検察出て来たーヽ(^o^)丿ウゼェー
 →と思ったら、後に内閣府のすごい人だったことが判明。めちゃ仕事できる礼儀正しい良い人だった。

 狙われる大和警部
・大和警部と上原刑事ロマンスの雰囲気だったけど、上原刑事は大和警部が所在不明の間に結婚してんの?ヽ(^o^)丿えっ?(映画後調べたら未亡人だった。これは原作を見なければ―)

・蘭姉ちゃんの見せ場、の前に光彦と元太くんの見せ場。
 光彦そんな真っ向から危険に向かっていくようなタイプに見えないのに今回頑張った上にはったりまでかませるようになってるだなんて。
 蘭姉ちゃんはさすがだったけど、今回分が悪かったのは足場の悪い雪の上だったから。
 このあたりでさすがに犯人国立天文台のおじさんとまきさんのお父さん説は消えた。

・炭焼き小屋にて、人工的な雪崩の話が。悪い予感(沈黙の15分)/(^o^)\
 →雪国の話だったからか、沈黙の15分のオマージュというか、あれの返歌的映画だった印象です。

・一晩中雪山の中を捜索してなお徹夜で事件にあたる警察の皆さんすごい。体力お化け。

 またも狙われる大和警部
・小五郎のおじさん以外も全員拳銃の腕前凄すぎるだろヽ(^o^)丿 
 凍った川に落ちる寸前携帯を投げる高明さんかっこいい。
 ああー沈黙の15分、と思ったら弟の幻影出てきたー。スコッチは亡くなられたって友達から聞いたけど、これは生きてるフラグなの?やっぱり亡くなってるの?わからぬ。。。
 高明さん助けるためにサッカーボール炸裂させるコナン君に誰も疑問を覚えない世界感になってきてるヽ(^o^)丿 長野県警の人みんなコナン君に疑問を持ってないし、もう警察の人たちには正体をばらしても差し支えないのではなかろうか。これだけの働きをしてれば、工藤君と同一人物って言っても信じてもらえるよきっと。

・そして、やっぱり来た雪崩!
 雪崩を止めるにはもう片側からも雪崩を!ってなんの打ち合わせもなくガス管?蹴りだして今だーで反応できる警察すげえ。
 おっちゃーーーーんヽ(^o^)丿カッケー

 そして間に合わないんかいいぃぃぃぃぃぃ\(^o^)/

・亡くなってしまう大和警部
 上原刑事の慟哭が哀しい。。。
 →後に偽装だったことが判明するのですが、上原刑事を悲しませたくなくてネタ晴らしするコナン君優しい。高明さんにも教えてあげてー。

 事件解決
・今回の映画もまた壮大な事件を起こす犯人だったな。
 結局犯人は、司法改正を阻むためにあれだけの事件を起こしたのか/(^o^)\。
 いやいや、情報を以て脅されるとか、どんだけ悪いことしてんだ我が国は。
 あと、みんな思ってると思うけど、大和警部を消すなら、どう考えても山梨の病院で世話していた間に始末しておくべきだったヽ(^o^)丿

・隠れ公安多すぎぃーヽ(^o^)丿

・佐藤刑事と高木刑事の警察官の心得の暗唱素敵だな。松田刑事も空の上で喜んでいるよ。
 私は会社に愛着や思入れがないので、国家に忠誠を誓って働く仕事に憧れがある。

 カーチェイス
・どうみても逃げきれないけど、すごい乗り物で逃げようとする犯人。

・コナンくんスノボでもない謎の破片みたいなのに乗って、坂道でもないとこで無限にすべるやん\(^o^)/なにこれぇー 今回の最大の突っ込みどころここだわ。
 そして急に巻き込まれる国立天文台のおじさん。灰原さんもだけど、科学者勢が優秀すぎる。最後レーザーで照射してどうなったの?目がくらんだだけ???

・犯人のお前だったらどうしてた?って、今回の登場人物全員大事な人を亡くしてるメンバーに言ってるのつらら( ´_ゝ`)
 一歩踏み間違えたら犯人側だったかもしれないねえ。。。
 そんな中、鮫谷警部の敵をとる小五郎のおじさんかっけー。自分の手柄にしないで、鮫谷警部にだけ言ってて大変よかった。映画のおじさんはかっこいいんだ。

・小五郎のおじさんの銃刀法違反をちょろまかしてきた風見さん、また安室さんを見失うヽ(^o^)丿。あの人忍者なん。

・安室さんの入ってた地下室みたいなところまた出てきた。公安であることを黙っていることを条件に、死刑から無期懲役にと持ち掛ける安室さん悪役の極み。そういや、声優さんが交代して初めての映画でしたが、違和感がなくてとても良かったです。

・エンディングお洒落ー
 エンドロールで、アルクマって出てたけど、アルクマ見つけられなかった/(^o^)\
 今回の映画、長野駅から八ヶ岳まですごい長野PRしててまた聖地ができたー。
 この間八ヶ岳いったばかりなので、佐久平駅とか見てきた光景のままでした。

 
 今回の映画は本当にドラマみたいなシナリオで見応えがありました。
 久々にちゃんとミステリーしてたような気がする。
 一つ惜しむらくは、せっかくの小五郎のおじさん活躍回だったのに、犯人の推理を全て工藤君からのメールで解決にしちゃったところでしょうか。小五郎のおじさんに自力で犯人に辿り着いて鮫谷さんの敵を討ってほしかったなあと思いました。
 まあ、拳銃シーン2回も見られたので良かったです。
 あと、今回も青山作画かっけー!そのほかの作画もきれいでしたけど、やっぱり青山作画は華が違う。
 来年の映画の予告、声を聴いても誰かわからなかった/(^o^)\
 そこも含めて原作を復習し、もう一度映画観てきます。

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