友達に連れられて、一回も観たことのないヒプノシスマイクの映画を観てきました。
設定もキャラクターも分からないままに、とにかくものすごいものを観てしまったという感覚だけあるので、この新鮮な驚きを記録しておきたいと思います。
以下、ネタバレありますのでご注意ください。
また、超初心者で何もわからず観たので、誤解誤り記憶違いが多発していると思います。
悪しからずご了承ください<(_ _)>
ヒプノシスマイク あらすじ

H歴…人の精神に干渉する特殊なマイク
「ヒプノシスマイク」の登場により、戦争は根絶された
このマイクを通したリリックには人の交感神経・副交感神経等に作用し
様々な状態にする力があるという
女性党首率いる”言の葉党”が政権を握り
男たちはラップで優劣を決するようになった
そして、H歴3年…
中王区”言の葉党”が主宰する「ディビジョン・ラップバトル」にて
各ディビジョンを代表するMCグループは互いの力を競い合う
兵器ではなく言葉が力を持つ世界で今…
この国の未来をかけた最後のラップバトルが始まる
(公式ホームページより)
今あらすじをはっつけながら、えっ?そうなん?( ゚Д゚)と思ってみたり。
映画感想
ここからネタバレあります↓ ご注意ください。
友達に、参加型の映画があるよと言われて、ほいほい付いていったのが始まりでした。
ヒプノシスマイクというタイトルと、ラップバトルで何やら勝敗をつけるらしいという最小限の知識のみで挑みました(なので、間違い誤解はご容赦ください。。。)
一言で感想を言うと、大変なものを観てしまったヽ(^o^)丿ウワアー
同じく友達にほいほい付いていったKing of Prismを初めて観たときと同じくらいの衝撃をうけたヽ(^o^)丿
まず、開幕から。
参加型の映画の注意事項がありまして、この時点で隣の席のお姉さんが携帯やらメリケンサック型のペンラ?をスタンバイしていて、初っ端場違いな会場に来てしまったことを理解ヽ(^o^)丿ヤババ 映画館めちゃくちゃ混んでて最前列しか空いてなかった。
映画序盤、サクラ大戦のごとく女性将官のような方がラップバトルの開幕を告げる。
これは一体どんな大会なんだ?ヽ(^o^)丿
既に置き去りにされている感じでしたが、この時はキンプリみたいな話なのかなーとか思ってました。まさか国家レベルの覇権争いだったなんて、さっきあらすじコピーして初めて知りました。
で、キャラクター紹介兼チーム紹介
みんなキャラクターが濃すぎて色々と置いて行かれたので、記憶に残ったところを箇条書きで。
・名前が全員難しすぎて、全然覚えられない中、最初に出てきたマサラタウン出身のような
オッドアイ兄弟(山田一族)だけ覚えられた!
・赤髪のお坊さんがラップしてるヽ(^o^)丿なにこれぇー
・あれ?なんか今弁護士いた?警察もいた?軍人らしき人もいたヽ(^o^)丿なにこれぇー
この国の治安どうなってんの?
・錚々たる職業の社会人がラップバトルで何を目指してるの?
・速水奨の存在感ヽ(^o^)丿
・新宿どうやってこのメンバー集まったんヽ(^o^)丿
・小説家の先生とは別に社畜の独歩さん出てきてどっちが小説家だったか混乱
・社畜の独歩さんに共感。。。
・見た目ワンピースに出て来そうなおいちゃんいたぞ
・大阪のチームリーダーこてこての大阪だけど、糸目だから怪しい裏切りそう
・どのチームも個性が爆発しててちゃんとチームとしてやっていけてるの?ヽ(^o^)丿
なんかもうすごくてずっと頭の中はなにこれぇーヽ(^o^)丿状態でした。
まだラップバトル始まってないのにこんなに開始15分で置いて行かれることある?
ラップはサクラップしか聞いたことがないので、歌詞を追うのも一苦労。
てか、歌詞の表示がないと素人は何言ってるのかさっぱりわからなかったと思うので、歌詞表示が有難い。アーイしか聞き取れんかった/(^o^)\
そんで、歌詞の出し方とか、背景の書き方とかものっそお洒落でした!
3Dモデルも力が入ってて、3D技術の進歩に想いを馳せてる間に次々とキャラクターが増えていく/(^o^)\ 名前難しすぎる!読めないぃぃぃ 全員漢詩に見える
そしてテンポよくディビジョン・ラップバトルへ。
このバトルに勝つと一体何が起こるんだーヽ(^o^)丿。とりあえずみんな出身地の民から応援されてたので、地区大会優勝者による全国大会のようなものなんだなという理解でいました。
1stバトル 山田一族と赤髪のお坊さん率いる名古屋のチーム
マイクを握ってえっ?変身するの?と思ったら、持霊のようにスピーカー?が具現化した( ゚Д゚)! お坊さんの龍かっけー。
ラップバトルは初めて聞きましたが、掛け合いがかっこいい!。みんな表情が良いね。
名古屋は日本語が難しいけど、かっこよかったので個人的に応援していたのですが、私が観た回は山田一族の勝利でした(=゚ω゚)ノ 山田一族のラップは初心者でも分かりやすい気がした。
そして隣の席のお姉さんは山田一族推しだったと思う。めっちゃメリケンサック使いこなしてリズム刻んでた。
2ndバトル 横浜のスーパー職業軍団と大阪のお笑い集団
横浜のメンツ物理的に強そうすぎる( ゚Д゚)
そして大阪のリーダーの招き猫スピーカー?の存在感強すぎる🐈可愛い。
さっきの山田兄とお坊さんもそうだけど、因縁の相手多いな。世界狭いな( ゚Д゚)
大阪弁でラップ難しそうだけどこてこての大阪感がずっと頭から離れず気が付いたら大阪が勝利してた。
3rdバトル かわいい子率いるポップなチームと新宿の裏組織みたいなチーム
渋谷のチームのラップピコピコしてる。
対して、速水奨の印象が強すぎる新宿は全員重々しい。速水奨お医者様なの!?( ゚Д゚)
スピーカーが神々しすぎて一人ファイナルファンタジー( ゚Д゚)
でも、渋谷の可愛くてピコピコしてる雰囲気に引きずり込まれてこの回は渋谷勝利。
初めてみるラップバトルに圧倒されてたけど、各人の投票で結末が変わる映画ってすごいですね( ゚Д゚) 一部だけ演出が変わるとかじゃなくて、丸ごと変わるやつ初めて観た。すごい技術だ。
あとで調べたら最大48種類分岐があるとか。友達が投票の度にハラハラするって言ってた意味がようやく分かった。後に全国各地の映画館の勝敗見せてもらったけど、ヨコハマが勝率100%を連発してるTジョイ・横浜さすが(=゚ω゚)ノ ご当地映画館の誇りを感じられてとてもよい。
続いて、勝ち上がったチームがソロラップを披露するSecond Stage。
一番手で登場した山田一族のラップが頭から離れない/(^o^)\
唐突なサバンナの舞台で胡乱なラッパー?に囲まれて兄弟でしっとりラップ。
First Stageとは違って気だるげで静かなラップだったので、だいぶイメージが変わったのと、なんでこの舞台(急なサバンナ)?一体どんな意味がヽ(^o^)丿と頭の中で問答を繰り返した。
また、聞き取れる歌詞がバスター×3 ブラザーだったので、正直これかっこいいのか?等と一瞬思ってしまったが、映画後ずっと脳内リフレインしていたので、この日一番印象に残ったラップだったと思う。隣のお姉さんも感極まっていた。
Second Stageは、このバスターのラップが脳内を占めすぎて、他のチームのラップに集中できなかったが、大阪のラップは歌と曲がとてもよく、大阪らしさに溢れていてこの回決勝に進むにふさわしい名曲だと思いました。元気出るよ。
また、渋谷ラップも、キャラクターの背景にきっと何某かあるんだろうな、てか、このチームどうやって結成したん?と思わされるしっとりラップでした。バラバラの束🌹
そして、Final Stage
この時、女性チームがラスボスだと思ってなかったので、参戦してきてめちゃびっくりしましたヽ(^o^)丿。中央区ってそういう意味か!
そしてスピーカーの持霊かっこよ!ラスボスすぎる。
ラップもかっこよすぎる。もし投票アプリ入れてたら言の葉党に投票してたわ私。
この女性たちが紡ぎだす重厚なゴシックの雰囲気に大阪のお笑いを吹っかけていくの大丈夫?ヽ(^o^)丿雰囲気壊れ過ぎない?と、いらぬ心配をしちゃいましたが、ちゃんと雰囲気を壊さないぎりぎりのバランスでラップしててさすがと思いました。
あー、これは言の葉党との他チームのラップバトルも観てみたいわー。
どんな掛け合いをするのかすごく気になるー
私がみた回は、言の葉党が優勝して、ラスボスエンドになりましたが(この結末が一番レアだと知って驚き)、マルチエンディング全部観てみたい。少なくとも、言の葉党以外が勝つシナリオ観たい。というわけで、近日もう一度観に行くと思います。
人生初ラップがこんなに濃厚だったので、もうそこらの気だるげなラップに満足できそうもなく、大変なものを友達は観せてくれました。
とりあえず、ヒプノシスマイクのアニメ版を履修するしかない。映画終わる前に急がなきゃヽ(^o^)丿
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