ずっとぐうたらしていたので、久々に勉強してみようかと思い立ち、とても努力家で行動力のある友達がおすすめしてくれた本を読みました。平易な言葉で前向きに、難しいことを簡単に書いてくれているので、とても読みやすく、勉強になった一冊です。読了後はニュースを見るのも楽しみになりました。
既にベストセラーな感じですが、ご紹介します。
あらすじ
著者は、元日経新聞の記者という経歴を持つ後藤さん。
Twitterでも人気のようで、私も読了後にフォローしました(=゚ω゚)ノ。
必要な知識をわかりやすく、おもしろく。
視野を広げ、教養を深める「経済とお金のしくみ」
新NISA、株高、円安、インフレ、人生100年時代……今、お金をとりまく環境は、大きな転換点にきています。さまざまな価値観が複合的に変わろうとしている珍しい時代です。今まで投資をしていなかった人も、投資と向き合うべき時代になりました。
この本では、X(旧Twitter)フォロワー63万人を誇る元日経新聞記者の後藤達也さんが、お金の世界をできるだけわかりやすくご紹介します。
投資を通じて得られるのはお金だけではありません。株価は景気や企業だけでなく、世界情勢や金融政策、テクノロジー、あるいは社会の変化などさまざまな要素を映し出す鏡です。本書では、現代のビジネスパーソンが備えておくべき株式市場や経済の仕組みの最新知識を解説。ぜひ、この本で教養を身につけながら、お金について詳しくなってください。
感想
おそらくある程度経済の勉強をした人にとっては常識的な内容で、物足りないと思いますが、私のようにニュースに疎く、かといって経済の勉強は面倒なのでやりたくないと逃げまどっていた人にとっては、その名の通り教科書・入門書のように寄り添ってくれる内容でした。
最近なんで異常な円安が進んでいるのかとか、物価高なのか、みたいなニュースで良く聞くけど雰囲気で分かった気になっていたような内容が読んでて腹落ちしました。
あと、何が良かったって読んだ後不思議なやる気が出てくるところ。
読了後は投資信託を買ってみて、ニュースでも見るかって気にさせてくれる。
若い人はきっと読んだほうが良い。私ももっと早く出会いたかった(゜゜)。
「はじめに」の書き出しが、「「はじめに」が長い本、私は少し苦手です。もとから「読みたい!」と思っていた本でなければ、「はじめに」の途中で集中力が途切れます。というわけで、見開き2ページに、この本への思いを詰めてみます。」とあるのですが、この「はじめに」がとても良い。ひとまず本屋でこの「はじめに」だけでも読んでみてほしい。自分向けの本だなって思えます。
他にも、難しい経済の内容を、ディズニーやスタジオジブリ等、馴染みやすい例で例えてくれるのでこれから簿記やFPなんか勉強する方にもおすすめです。
ひとまずこの本を読んで投資信託を始める予定ですが、Youtubeで最近よく見るこれだけは買っておきたい!〇選みたいなやつに惑わされず、自分で考えて買おうと思います。
コメント